下肢閉塞性動脈硬化症(間欠性跛行)
聞きなれない病名かもしれませんが最近増加している疾患です。
原因は足に血液を送る動脈が動脈硬化で細くなるために生じ、歩行中に太ももやふくらはぎの痛みがあらわれ歩きづらくなります。
安静時には痛みはありませんが、痛くない側に比べて足が冷たい場合があります。
高血圧と喫煙歴のある男性に多い病気で、狭心症や脳梗塞を合併しやすいことも分かっています。
整形外科の病気と症状が似ているので正しい診断のためには、足を丁寧に診察するとともに、足の血圧測定や血管超音波検査が役立ちます。
治療は血流改善薬・運動療法・カテーテル治療などがあります。